クランクシャフトとは

自動車はエンジンの動力をさまざまな機構によりタイヤまで伝えることによって自走するものですが、その動力を伝える役目を担っている部品のひとつがクランクシャフトとよばれるものです。
エンジンの内部構造を見ると、気筒とよばれる部分ごとにコネクティングロッド(コンロッド)とクランクとよばれる部品が接続されており、このコンロッドを介して伝達されたピストンの上下運動のエネルギーは、クランクによって連続した回転運動へと変換されます。クランクが気筒の数だけ接続されているのがこのシャフト(軸)です。


このシャフトは、シリンダーの内部で発生した爆発エネルギーを受けて1分間に数千回転もしているエンジンの屋台骨にあたる部品であるため、相当の強度や剛性が必要とされていることから、高炭素鋼や特殊鋳鉄がその素材として採用されています。このシャフトの端とコンロッドとは、クランクピンと呼ばれるもので取り付けられているため、シャフトの強度はクランクピンに大きく影響され、折損などもこの部分で起きることが多いといいます。
なお、エンジンのなかでローターが直接回転しており、回転運動への変換を必要としない特殊な構造であるロータリーエンジンを搭載している自動車については、このシャフトは存在していません。

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