トルクコンバーター式ATとは

トルクコンバーター式ATは、流体の力学的作用を利用した変速機で、オートマチック車で使われており、マニュアルトランスミッション車におけるクラッチと、トランスミッションの働きを同時に行う事ができ、アクセルペダルとブレーキペダルのみで車を運転します。
トランスミッションケース内にオイルを満たし、エンジン側とトランスミッション側の向かい合ったタービンが、流体の力で回転する事によって動力を伝える装置で、エンジンの回転トルクを2から3倍に増幅させる働きがあります。


また、オイルを通じて駆動力が伝達されるので、スムーズな発進ができ、アイドリング時にも僅かなトルク伝達があるので、クリープ現象を発生させます。
オイルの回転する力によって動力を伝えており、負荷が大きくなると滑りが多くなって、伝達効率が落ちますので、マニュアルトランスミッション車に比べると、燃費性能で10から15%程度悪化する傾向にあります。
車両が停止している状態でトルク変換率が最大になる事をストールと呼び、この間の入力は、全て熱に変換されるので、システムによってはオイルクーラー等の冷却装置が必要になります。
最近では一定速度以上で機械的に直結して、効率を向上させるロックアップクラッチを備えるものが多くあります。

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